好きなことでなく、できることをしろ

好きなことでなく、できることをしろ

好きなことをしろ、ではなく出来る事をしろ

 

ただし能力的に出来る事と言う意味ではない、今、自分の周りにある選択肢の中で現実的に選べるものをありがたく受け入れてそれに専念しろと言う意味である。

 

能力的に厳しく思えても選択肢があるなら選んだらよい。

 

好きなことややりたいこととかけ離れているものでも構わない。
とにかく選んだものをありがたく喜んで一生懸命すれば良い。

 

好きなことをしろと言う精神世界の流行の言葉に踊らされて結局あれも駄目これも駄目と言う人がいる。
しかし、そうやって選り好みをしていては、いつまで経っても自分のあるべき姿には近づかない。

 

それはそれで意味があるのかもしれないけれど、自分の感情がいつも魂の声を反映しているとは限らない。
精神的に多重構造の人間だから、魂が好きなことと感情が喜ぶことが一致していない人も多いのだ。

 

だから、好きなこと、と言うものに囚われていると結局は全然違う方向を向いていることにもなりかねない。

 

しかし、出来る事、すべきことに目を向けて好き嫌いに関わらずそれをしていると必ず、それが必要なものだったと分かる時が来る。

 

あれこれ文句を言うよりも、喜んで積極的に受け入れていくことで、同じ物でも出てくる結果も変わる。

 

どうせしないといけないなら、逃げる事を考えずにぶつかっていく事が、業を励むことに他ならない。

 

出来る事、すべき事こそが今自分に与えられた最善の課題なのだ。

 

そして、次に選択をする機会があった時に、自分のやりたかったことが選択肢に入っていたら、その時に今までの経験を活かしてやりたかったものを思いっきりやり抜いたら良い。