
では、エネルギーの送り方についてです。
気功とレイキの違いでよく言われるのがこの部分です。
レイキは「パイプ役」に徹する。
気功は自分が「発電機」になる。
レイキはパイプだから自分のエネルギーを消費しない。
気功は自分の体内のエネルギーを消費して、相手に伝えるから自分が消耗する。
レイキはパイプだから流せば流すほどパイプ内は掃除がされてきれいになり、ごみが混ざらなくなり流れがスムーズ
になるために、より伝えられるエネルギーが強くなり、純粋になる。
気功は流せば流すだけ自分の命を削ることになる。
レイキは邪気を受けない。
気功は邪気を受ける。
と言うことが言われています。
しかし、きちんとそのとおりの違いがでている訳でもないのが実情です。
霊気をしているのに、自分がしんどくなったり邪気をもらう人がいます。
しんどくなるのは自分のエネルギーを送っているからです。
邪気をもらうのは、相手と同調して自分がどうにかしようと思って、レイキの源に委ねきれていないからです。
これらはレイキと気功の仕組みの違いを理解していないために、気功的な意識の使い方をしている為に起こることです。
また、気功をしていても元気なままの人もいます。
それは、体内の気を消費しても、それを自分の周りからとり入れることができる達人の人たちです。
また、気功をすると自分で気を感じれるけど、霊気をしても自分で感じないと言う人もいます。
その結果だけを見て気功のほうが霊気よりも強力だと言う短絡的な人もいますが、それもおかしい。
気功は単純に言えば放出するエネルギーの発生量を大きくする技術と意識の保ち方を身につければ、それに応じたエネルギーを感じる事が出来ます。
しかし、レイキの場合は、自分の身体の中で何かを発生させようとする意識は逆効果なのです。
あくまで「パイプ」です。
ですから、そう言う意識はパイプ内にごみを付着させる事になり、流れるレイキは細くなり、更にはごみが混じることになります。
そう言う状態になって焦った人が、知ってか知らずか気功とちゃんぽんにして「なんちゃって霊気」をして邪気をもらったり消耗をしています。
気功とレイキでは同じエネルギーを送ると言っても、その意識の持ち方は正反対であると言うことをご理解ください。
そして、一番大きな違いですが、気功は結果を意図して思った結果を出せるようになるのに対し、レイキは結果は意識しても出てくる結果には拘らないと言うことです。
レイキはレイキの源に委ねるのですから、最初に「こう言う人を癒したい」と言う思いを持ったとしても、後はその人の持つ運命プログラムに従うだけです。
気功では、最初から最後まで気功師が意図を明確にし結果を指定して行いますので、場合によってはその人の持つ運命のプログラムを書き換える事になります。
もしかすると、このことが気功師に患者の業の肩代わりをさせる事になるために早死にの方も多いのかも知れません。(ただし早死にの是非については一概には言えません。早く死んでおめでとうと言うのも精神世界ではありあのですから。それとレイキヒーラーに付いても早死に説があるのも事実です)
ですので、ヒーラーの生き方や、ヒーリングを受ける方の意思を考えるとどちらが良いとか悪いと言うのは一概には言えません。
別に途中で変更してもいいものです。
迷ったらとりあえず始めてみるのも良いかと思います。
ただ、単に強力だからいいと言うのは、愚かな発想だとは断言できますが。