
精神世界では言い古された感のある言葉ですね。
でも、これを活用しきれている人は本の一握りではないでしょうか?
そう言う私も活用はしていません。
どちらかと言えば観察しているだけです。
この時期、風邪を引く人が増えてきます。
私の学習塾でも、生徒や講師が風邪を引いたと言って突然休むことがしばしばです。
するとですね、うちは個別指導でしているので、数が合わなくなるんです。
生徒が沢山休むと講師が受け持つ生徒がいなくなるし、講師が休むと、私がその講師の分を全部見ることになります。
これって大変なんです。
受け持ちが無い講師が来ても来たからにはアルバイト料を支払います。
講師が休んで私がその生徒達を見るとなるとふだんは1対2でしているのを1対4でしたりすることになります。
しかも全員まったく違うものをしていたりします。
昔はできましたが、結構疲れます・・・。
そう言うこともあって、誰かが休むと聞くと、座席表を眺めながら、「誰かやすまんかな~」と思ったりしていると、本当に休むと連絡が入るのです。
不謹慎と言えば不謹慎な話なのですが・・・
そう言うことが起こることに気付いていなかったころは、誰かが休むと聞くと講師に電話して手配のし直しにいつもばたばたしていました。
しかし、それに気付いてからは、「なるようになるさ~」と言う感じでいられるようになりました。
だって、悪いことは起こらないんですから。
これもある意味思ったことが実現しているんですよね。
知らず知らずに活用しているとも言えます。
じゃあ、何でそんなウダツの上がらない生活をしているんだ?と突っ込まれそうなのですが、その理由も思ったことは実現すると言う法則が働いているのです。
それは私自身の心の奥底に原因があるのです。
潜在意識の法則ですね。
表面的な思考と対立する潜在的な意識をもっている場合、より深いところ、土台に近い方の意識が優先されて現実の形を作り出します。
私は幼少自体から在る人生観を持っていました。
「人生綱渡り」と言う思いです。
だから、私の人生には恒久的な安定は訪れません。
安定しそうになると、自分でぶっ壊そうとするように、興味の対象が変わったり、自体が動き始めます。
そして、バランスが取れるまでの過程を、苦しみながら脂汗を流しながらも楽しんでいるもう一人の自分がいます。
自分で潜在意識の法則を知らなかった時には分からなかったのですが、それを知って、何故自分の場合は上手くいかないのだ?と考えました。
多くの人が、そう考えずにやっぱり嘘っぱちだと判断してやめちゃうんですよね。
でも、それは科学的な思考ではありません。
本当の科学的思考は、できない理由も多面的に考えるものです。
まあ、それは置いといて、自分なりにその原因がわかったとき、私には二つの選択肢があった訳です。
それは、その奥底にあった思考のプログラムを変えてしまうということ。
もう一つは、そのプログラムどおりの人生を歩むと言うこと。
そこで私が選んだのは後者でした。
理由は私の中には、安全装置とも言えるプログラムが入っていることを発見したからです。
それは、「最後はなんとかなるさ~」と言う思考です。
いつものことですが、私は事がこじれて面倒になると、必ずこう思う癖があるのです。
また、困難と思われることをはじめる時にも、こう思いながらはじめる癖があります。
時が過ぎれば必ず事は終わります。
最悪?人生が終わります。永遠に困難が続くわけではありません。
それを知っていたから、結果がどうであれ受け入れる覚悟があれば、あれこれ思い悩むことは無いじゃないか。
と言う思考を持っていたのです。
とにかく、ことは全て落ち着くところに落ち着きます。
じゃあ、このままでいこう。
そう思うようになってから、今まで不安で不安でしょうがなかったことも、苦しみではなくなりました。
緊張はしますよ、でも逃げ出したいと現実から眼をそむけるようなことはなくなりました。
現在、「思いは実現する」と言うことを、ある程度実感をしていながら、私はそれを積極的に活用して、お金持ちになろうとか成功者になろうとはしていません。
(多少は暇つぶしにはしていますけどね。)
何故なら、我々は未来を見通すことはできません。
つまり、どの道が本当の意味で正しいかの判断は誰にもできないのです。
それは、魂が本当に望む進路がどう言うものであるかという意味です。
ですから、目先の成功のために自分のプログラムを書き換えて運命に抗ったとしても、その結果が本来学ぶべきことを学ぶことに繋がるかどうかは微妙です。
そして、学ばないままいれば、それはいつか学ぶべき時が利息をつけてやってきます。
だからと言って、みんなに運命を変えてはいけないと言っているのではありません。
変えたい人は変えれば良いです。
私もやっぱり苦しんでいる人がいたら、運命を変える手助けをしたいとも思います。
ただ、変えることがどう言うことになるかの、責任は自分で取る覚悟はしてくださいね。
と言うことです。
私の場合は、結構今の流れを楽しんでいますから、変える必要がないだけなのです。
でもね、「なるようになるさ~」、「失敗しても命は取られない」と思っていると、とりあえずは気分的に軽やかで入れる時間が増えるのは間違いありません。
成功法則を利用して、イメージトレーニングで、成功した時の感激を想起しているのも良いですけど、
私にとってはそれはあまり意味のある時間ではなかったと言うだけのことです。
そう言う私は、今でも「思いは実現する」を地でやってるんですよ。
「なんとかなるさ~」という思いで、今日も何とか講師の手配も完了。
今日のご飯も食べられました。
子供も元気に遊んでいます。
妻はぶつぶつ文句を言いながらも、楽しそうにオークションの準備をしています。
何とか今日も笑顔で過ごせそうです。